クラニオセイクラル・バイオダイナミクス
2018年のコース 『ブレス・オブ・ライフ & スティルネス』

講師:加藤こま RCST
日時:2019年11月7日(木)〜10日(日)10:00~18:00
場所:東京都品川区西五反田
受講料:88,000円
お問い合わせ:we@isness.jp

クラニオセイクラル・バイオダイナミクス
『ブレスオブライフ & スティルネス』

  • クラニオセイクラル・バイオダイナミクスの概念 - Breath of Life とその効能を体験するコースです。生命維持に深く関わるタイダルモーションに注目し、これらの微細な波動を知覚します。 施術者として、受け手として体と精神の深い休息を体験します。このような体験は深遠なる瞑想の状態にあり、存在の核につながる感覚といえます。私たちはこれを Stillness と呼び、この状態にて治癒能力がもっとも高まります。このような微細な波動を知覚するため、触診の特殊なマナーを学びます。

コンテンツ / 原初呼吸に開いている、スティルネスを体験する

  • 原初呼吸に開いている、スティルネスを体験する
  • Stillnessは治療プロセス
  • Breath of Life とその作用について
  • 生体マトリックス・フルイッドボディ
  • 原初呼吸とタイダルモーション
  • 施術者の気づきの3step、中立性
  • 施術者のための瞑想




観照というマナー

テクニックではなく、観照することを学びます。
観照とは、主観を交えずあるがままの姿を観察している様子です。

クラニオバイオの施術者は手や指を通して耳を傾けていることが施術法であり、
耳を傾ける - と、観照する - は、同じ意味を持ちます。

手や指を通して知覚的な観照、または観察を行い、
そして、そこに主観を交えず、ジャッジしない姿勢でいることです。

私たちが知覚する原初呼吸またはタイダルモーションに
一寸たりとも違わないコピーされた同じ波はやって来ません。
そしてまた、どのようなユニークな様相も固定されているわけではありません。

私たちはそのことを知るために観照し続けます。

とても深く緩んでリラックスする

とても深く緩んでリラックスする - は、執着したり、しがみついたり、
また、従うのではなく、完全なる中立性に向かいます。
それは、物事を正しく受け取ることにもつながっていきます。

クラニオバイオの施術者にとっては、介入しない、巻き込まれない - の、姿勢です。

人体にはそのすべての活動を統合する律動的、
かつ、微細な波動が横たわっており、施術者はこの微細な波を調律する言わば、
楽器の音を調律する調律師のようであり、この "微細な波" は体を治す力を持っています。

とても深く緩んでリラックスする -
この言葉の意味するところは深く、施術者にとって意識的に、
この境地に入っていくツールとなり、この境地とは真我を見出す瞑想の道と同じです。

このような境地を体験している時の神経系は、
混乱から離れて休息にあり、自律神経バランスが調律されつつ、
また、生命を支える緊張が程よく起こっている状態と言えます。

ここでのもう一つの重要な理解は、心理的に、自我が薄れ、超自我との葛藤がなく、
心と体のすべてにおいて均等が取れた真のニュートラルな状態にあります。

クラニオバイオにおいてはどのような意図も持ち込まず、
完全なる目撃者として観察を保ち、まさしく自分の中心にいて、
しかしなお、いかなる些細なことにも閉じていないことが基本姿勢です。

このような観察において本来の超自然の力を妨げず、
故に、心と体の自己治癒力・自然矯正力を引き出すことができます。

私たちが学ぶのはこれを習得することであり、
そのことが - 健全さ - にどのように関わっているか体験するでしょう。

クラニオバイオに従事する方法を学ぶ前に知っておいてほしいこと、
なぜ、テクニックと呼ばず、従事する - という言葉を使うのか?
それは施術者の意識とマナーにとても重要だからです。

CHA Drector 加藤こま

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