
スティルネスのなかで根源的な呼吸に浸ります。それはとてもゆったりとしていて、まるで、永遠の広がりのなかで身体を休めているようです。この体験はとても瞑想的であり、心と体の枠を超えて私たちの潜在的能力とそのエッセンスにつながることができ、健康と健全さを引き出すことができます。

クラニオセイクラルヒーリングアートは
バイオダイナミックスのアプローチを行っています。
クラニオセイクラル ヒーリング アートはバイオダイナミックスのワークを基本にしています。バイオダイナミックスのアプローチはブレスオブライフの概念に基づき、体と心とスピリッツの統合をめざした健康維持に役立つ手法です。ブレスオブライフとは生命の息吹のことであり、私たちの存在の核とその固有の健康に深く関わりをもちます。
ブレスオブライフはそれ自体がとてもゆったりとした律動的な動きとなって身体に現れ、生理環境を維持します。熟練した繊細な手を通して、この動きを触診することができます。この律動的に現れる生命固有のモーションは、まるで潮の満ち引きのような動きとして感じられるのでタイドモーションと呼ばれるようになりました。タイドとは潮流のような、という意味です。また、細胞質に現れるもっとも原初的な呼吸運動のようにも感じられるので原初呼吸とも呼ばれています。触診技能を養ったクラニオバイオのプラクティショナーはこの呼吸モーションを知覚し、評価して健康へとつなげることができます。
私たちは、自らの気づきを高めることから始めます。知覚する能力、この微細でピュアーな生命固有の運動の現れにプラクティショナーのインテンションを持ち込まず、ニュートラルな立場で観察するのがクラニオバイオのプラクティショナーの質です。それは、とても安定した状態で深く観察しているということです。生命そのもののインテリジェンスに敬意を示し、その根源的な力が働くことのできる環境を整え、生命の力とその推進力に注目して個人の潜在能力を高めていきます。
このアプローチで私たちはスティルネスという現象を体験します。この現象を一言で表すのは難しいかもしれませんが、生理環境の土台となる波長が乱れ始めるとその機能もうまく働かず、電気信号の交流が渋滞を起こしかねないほどパンパンになっている状態からそれらの活動の波が退くように一時的に止まるか、もしくは最小限の働きに切り替わり、再び土台が交流力を取りもどすまで静まっているとでも言いましょうか、簡単に言えば、乱れた波動の混乱を取りもどすための休息といえるでしょう。
ここで言う生理環境の土台とは、私たちがロングタイド、ミッドタイドと呼ぶものです。生命マトリックスと呼ばれる求心と遠心の動きを持つロングタイドとは量子レベルの場のことです。クラニオバイオフィールドでは細胞とその分化はこの場の中で行われると言われています。言わば、私たちを含包する、または私たちの身体を立体的に投影する場といえるのでしょう。ロングタイドは律動的な運動を通して生命マトリックスと呼ばれるこの場を維持し、基本的にはその速度は安定しています。100秒に1サイクルでとても微細に知覚されます。
ミッドタイドは液質の知覚として感じられます。ミッドタイドは液と組織の細胞質に現れ、さらに力強く知覚することができます。60秒に2.5サイクルです。ここでの知覚は細胞の呼吸として身体全体の動きとして感じられ、そしてまた、ひとつひとつの組織運動としても感じることができます。例えば、頭蓋のひとつひとつの骨の運動などです。
私たちクラニオバイオダイナミックスのプラクティショナーはこれらの繊細な運動を知覚し、身体の生理環境となる波動を調律することを目的にします。クラニオセイクラルヒーリングアートでは、バイオダイナミックスの概念、解剖学、生理学、胎生学、触診技能、瞑想、自分を見つめる心理学、トラウマへの理解、洞察的な対話法を通してこれらについて学んでいきます。


